2024年05月28日

SMS一斉送信システムの活用用途、導入メリット、料金体系を解説

SMS一斉送信システムの活用用途、導入メリット、料金体系を解説

SMS(ショートメッセージサービス)は携帯電話、スマホの電話番号に対してテキストメッセージを送信できるサービスで、ショートメールともいいます。SMSの一斉送信システムは顧客への通知やプロモーションなどにおいて、非常に確実性の高いコミュニケーション方法です。今回はSMS一斉送信システムがどんな用途で使われているのか、導入メリット、基本的な料金体系について紹介します。

SMS一斉送信システムとは

SMS一斉配信システムとは携帯電話の電話番号回線網を利用し、あらかじめリスト化した電話番号宛に同じ内容のSMSを一斉配信するシステムです。通常のSMSは1通ずつ携帯電話から送りますが、SMS一斉配信システムにおいてはPCから操作することが多いです。従来(ガラケー)は送信できる文字数が70文字でしたが、現在では670文字へと増えました。しかし長文を送った時に送信先がガラケーだと、70文字に分割されたメッセージ表示になるので注意が必要です。

SMS一斉送信システムの活用用途

SMS一斉送信システムは定型文での連絡や、送信日が同一のメッセージを送信するのに向いています。どのような用途で使われているのでしょうか。

利用料金の通知、未払い督促

引き落としや振込で支払いを要するサービスに関して、その月の支払日や利用料金を事前にお知らせするためにSMS一斉送信システムはよく使われています。支払日は全顧客共通のことが多いので、SMS一斉送信システムを使えば手軽にリマインド可能です。また、支払いがなかった顧客に対する督促にもよく使われています。電話での督促だと出てもらえないことも多いですが、SMSであれば開封してもらいやすいです。例えば、リンクを貼り支払い予定日を記入してもらうようにする等で、効率化できます。

会員へのお知らせ、プロモーション

何かのサービス会員、学校の生徒や保護者、サービスや商品の購入履歴のある人など、携帯電話番号を入手している人に対して、お知らせやプロモーションを送ることができます。Eメールや郵送のDM(ダイレクトメール)よりも見てもらいやすいのが魅力的です。

アンケート

前述のように会員などに対して、アンケート調査が必要な場合にもSMS一斉送信システムは向いています。webで入力してもらうように回答URLのリンクを貼っておけば良いので非常に簡単です。

SMS一斉送信システムの導入メリット

SMS一斉送信システムは携帯電話番号を使うメッセージならではのメリットがあります。代表的なものを4つ紹介します。

リーチが広い

SMSは携帯電話番号を持っている人に対してなら、基本的に誰にでも送信することができます。総務省の調査によると2022年のモバイル端末全体(ガラケー、スマホ等)の世帯保有率は 97.5% となっています。日本国民の大部分が携帯電話番号を持っていると捉えて差し支えない数字です。また、携帯電話を利用したメッセージ送信手段にはEメールやLINE等のアプリもありますが、これらは利用者がアプリをインストールする必要がありますし、LINE等のアプリ利用者ではない場合も少なくありません。一方、SMSはガラケーでもスマホでも標準装備の機能であり、メッセージ送信手段としては他のどんな方法よりも届く割合が高いです。

開封率が非常に高く見てもらいやすい

SMSは非常に開封率が高いのも魅力です。開封率が高い理由としては、「無料で送信できるEメールとは異なり、迷惑メールや受信数が少ないので見てもらいやすく埋もれにくい」ことが挙げられます。またパソコンで受信するのとは違い、直接手元に届いてポップアップ通知されるので見てもらいやすいです。

携帯電話番号は変更されにくい

携帯電話ユーザーの連絡先としては、電話番号以外にEメールやLINE等が挙げられます。しかし、電話番号以外の連絡先はユーザーが変更したり途中で使わなくなったり削除することが非常に手軽にできます。さまざまな契約に必須だったり家族や仕事先など大事な相手へのホットラインである携帯電話番号は携帯電話キャリアを変更したとしても変えずに使い続けたい人が多いです。一度ターゲットの携帯電話番号を入手すればライフステージの変化に応じた商材やサービスの提案など、長いスパンで追客が可能となります。

運用の手間がかからずコストが安い

顧客リストに対して一斉連絡や一斉プロモーションを行う方法には、電話やDM送付もあります。しかし、電話の場合はオペレーターの人件費がかかりますし、顧客リストに架電を終えるまでに一定期間必要です。また、DM送付は印刷と封入作業が発生し、さらに郵送代もあり、SMSやアプリでメッセージ送信するよりもコストと時間がかかります。また、せっかく郵送しても転居しており届かないということも珍しくありません。その点、SMS一斉送信システムはシステム上で送信先を選びメッセージを作成して送信ボタンを押すだけで送信が完了します。コストはシステム利用料やSMS送信料がかかりますが、DM送付よりは安価にすみます。

SMS一斉送信システムの料金目安

SMS一斉送信システムの料金体系は大体下記のパターンに分類できます。

・1メッセージあたりの従量課金
・月額費用+1メッセージあたりの従量課金
・月額費用(送信し放題)

1メッセージあたりの従量課金の場合15円〜/1通程度、月額費用+1メッセージあたりの従量課金の場合、8円〜/1通程度です。月額費用に関しては公開していないところが多いですが、システムの規模に応じて1万円/月程度からが目安となります。その点、「月額料金(送信し放題)」であれば定額なので安心です。

SMS一斉送信システムなら発助SMS

しかし実際にSMS一斉送信システムを比較するとほとんどは従量課金制の料金体系です。そんな中ソフトプラン株式会社の提供する「発助SMS」は月額定額で送信し放題にも対応しています。格安、簡単なSMS一斉送信システムをお探しの方はお気軽にお問い合わせください。

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