2024年05月23日

テレアポの通話料金はどれが一番安い?固定電話、IP電話、スマホかけ放題を比較

テレアポの通話料金はどれが一番安い?固定電話、IP電話、スマホかけ放題を比較

テレアポは大量の架電をするため、通話料金がかさむのが頭の痛いところです。IP電話、固定電話、スマホかけ放題を比較すると、どれが一番通話料金が安く済むでしょうか。また、テレアポにおいて更なるコストダウンや業務効率化を実現するためのツールも紹介します。

固定電話でテレアポする場合の通話料金

市外局番から始まる固定電話は、停電時も使えたり社会的信用度が高いなどのメリットがあります。NTT東日本、NTT西日本の一般電話の場合、固定電話への発信は全国一律8.5円/3分となっています。携帯電話への発信は16円/分です(すべて税抜き。以後すべて同様)。2024年1月にNTTの局内設備がIP電話網に移行開始したことで通話料金が安くなり、IP電話の料金に大分近くなってきました。

下記の条件でテレアポをすると月額通話料金はいくらになるでしょうか。

コール数:200件/日
通話率:70%
稼働日:20日/月
通話時間:3分未満/1通話
コール先:固定電話

下記のようにオペレーター一人当たり23,800円/月の通話料金がかかる計算になります。

<月額通話料金>
8.5円×200件×0.7×20日=23,800円

IP電話でテレアポする場合の通話料金

IP電話はインターネット回線を利用する電話で、050から始まる電話番号が特徴です。楽天コミュニケーションズの場合、初期費用は500円、月額基本料金は380円、通話料は固定電話間 8円/3分、携帯電話間 15.9円/1分です。例えば楽天コミュニケーションズのIP電話を使い、先ほどと同じ下記条件でテレアポをすると月額通話料金はいくらになるでしょうか。

コール数:200件/日
通話率:70%
稼働日:20日/月
通話時間:3分未満/1通話
コール先:固定電話

下記のようにオペレーター一人当たり22,400円/月の通話料金がかかる計算になります。

<月額通話料金>
8円×200件×0.7×20日=22,400円

スマホかけ放題でテレアポする場合の通話料金

スマホでテレアポすると、折り返しの電話が直接オペレーターにかかってくるので業務効率化になったり、通話料が他の電話機と違って明らかに安くなるというメリットがあります。携帯キャリアによって料金は異なりますが、かけ放題のオプションを追加して月額料金は2,500円程度です。それでは、また先ほどと同じ条件でスマホなら通話料金がいくらになるか計算してみます。今回はかけ放題プランを契約した前提とします。

コール数:200件/日
通話率:70%
稼働日:20日/月
通話時間:3分未満/1通話
コール先:固定電話

従量課金は発生しないため、下記のようにオペレーター一人当たり2,500円/月 程度の料金がかかる計算になります。

<月額通話料金>
2,500円/月 程度(かけ放題)

スマホでのテレアポが月額通話料金はダントツで安い

改めて振り返ると、下記条件の場合、

コール数:200件/日
通話率:70%
稼働日:20日/月
通話時間:3分未満/1通話
コール先:固定電話

下記のように、スマホの通話料がダントツで安いことがわかります。

固定電話:23,800円/月
IP電話:22,400円/月
スマホ:2,500円/月 程度

もちろん、どの電話をテレアポ用に採用するかの判断基準は料金だけではありません。多少料金が高く、さらに回線設置費用がかさんでも、市外局番の固定電話を設置・利用される企業もあるでしょう。管理者がオペレーターのモニタリングをしたいからIP電話を使うという企業もあるでしょう。「スマホだとオペレーターの管理がしにくいのでは」というイメージのある方もいるかもしれません。そういった管理上の課題を解決し、単にスマホを使うよりもさらにコストダウン、業務効率化を実現するツールとして「テレアポシステム」があります。

スマホのテレアポシステムで大幅なコストダウンを実現できる

テレアポシステムとは、自動発信できる機能があり、架電情報の自動記録やオペレーターによる結果登録によって履歴を共有できるシステムです。このシステム導入により業務効率化、コストダウンが図れます。自動発信により、システムに登録された電話番号リストに順番で発信し、つながったものだけオペレーターが話すことができます。つまり、オペレーターが電話番号入力をしたり、繋がらなかった通話に対して切話をする手間がなくなります。そのため、テレアポシステムを導入するとオペレーターだけで架電するよりも2〜4倍程度の架電が可能です。

例えば1,000件のテレアポリストに対して架電を終えるまでの期間を比較してみます。

<オペレーター>
コール数:50件/日
1,000件÷50件=20日

<オペレーター+テレアポシステム>
コール数:200件/日
1,000件÷200件=5日

オペレーター+テレアポシステムは15日も架電に要する期間を短縮できました。いいかえると、システム導入により約4倍の架電業務をこなすことができることになります。また、テレアポシステムを導入してIP電話を使っている場合、スマホを使っている場合の通信料金も比較してみましょう。条件は下記です。

コール数:200件/日(テレアポシステム使用)
通話率:70%
稼働日:20日/月
通話時間:3分未満/1通話
コール先:固定電話

<IP電話>
8円×200件×0.7×20日=22,400円

<スマホ>
2,500円/月 程度(かけ放題)

IP電話や固定電話だと発信件数が増えれば通話料金がかさみますが、スマホであれば発信件数が増えても通話時間がかけ放題プランの規定をオーバーしない限りは、2,500円/月程度に収まります。大量に架電できるテレアポシステムだからこそ、スマホのかけ放題プランが生き、大幅なコスト削減が可能です。

スマホテレアポを導入するなら「おた助」へ

もちろん、テレアポシステムの導入には初期費用や月額使用料などがかかりますので、導入の際にはそれらをトータルで見てコストとメリットのバランスを判断する必要があります。ソフトプラン株式会社の提供する「おた助」は安価で手軽に導入できるテレアポシステムです。まずはスモールスタートしてみたい、実際にテレアポをするスタッフが数人程度の企業に向いています。小規模事業者向けのテレアポシステムで機能とコストのバランスが取れているものをお探しの方はぜひご検討ください。

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