テレアポをスマホで行うメリット・デメリット
これまで固定電話(IP電話含む)で行っていたテレアポ業務をスマホで行うことで効率化させたい、もしくはこれからテレアポ業務を行うにあたって、固定電話ではなくスマホの利用を検討されている方もいるはずです。今回はオフィスの固定電話(IP電話含む)でテレアポを行う際の課題と、テレアポをスマホで行うメリット・デメリットを紹介します。
オフィスの固定電話でテレアポをする上でこんな課題がありませんか
オフィスでオペレーターが固定電話でテレアポをする場合、どのような課題があるのでしょうか。代表的なものをご紹介します。
各デスクに電話を設置するのが大変
固定電話でのテレアポは、オペレーターが座るデスクごとに一台ずつ電話機を設置する必要があります。これは電話機のコストがかかると同時に、ケーブル類を引いたり内線番号を設定したりという手間がかかります。
オフィスのレイアウト変更がしにくい
ケーブル類があるため、オフィスのレイアウト変更の際に移動が大変です。台数が多かったり、長い年月の間にたくさんのケーブルが絡み合っていたり、自分の内線番号のケーブルを正しく新しい場所に繋ぐのがうまくいかない場合があります。また、ケーブルの長さが足りないことも。オフィスのレイアウト変更で時間がかかる要因になるのが固定電話です。
Wi-Fi接続するタイプのIP電話だと通話品質が悪いことがある
Wi-Fi接続するタイプのIP電話だと上記二つの問題はある程度解消しますが、Wi-Fiは通話専用ではなくネット回線なので、トラフィックが集中するなどによって、通話品質が悪くなることがあります。具体的には遅れが生じたり、聞き取りづらくなるなどです。よく聞こえずに切られてしまったり、大切なことを聞き逃してしまう可能性があります。
設置した場所でしか利用できない
固定電話は設置した場所から動かせないので、オペレーターは決められたデスクで架電業務を行わなければなりません。毎日同じ人数のオペレーターが必ず出勤するなら良いですが、人数に増減がある場合、少ない日は固定デスクがスペースをとってしまいます。またキャンペーンや期限がある架電等でいつもより多くオペレーターが必要な際でも、固定電話が設置されているデスクがなければ架電業務ができません。
最近ではテレワークの導入で出勤人数の増減があることからフリーアドレスにしているオフィスも増えていますが、固定電話でテレアポ業務を行う場合はフリーアドレスは難しくなります。
折り返しが来た場合に取次の手間がかかる
固定電話だと代表電話等の全端末共通の電話番号から架電を行うため、顧客からの折り返し電話もその番号にかかってきます。担当者に取り次ぐ手間や再度折り返しの連絡をする手間が発生し、業務効率が悪くなります。
通話料金が変動する
固定電話での通話の場合、一件や秒あたりいくらの課金方式になるため、たくさん架電した月とあまり架電しなかった月の通話料金に大きく差が出ます。通話料金が変動するので、想定外の通話料金が発生していることもあります。
スマホでテレアポするメリット
オフィスでの固定電話(IP電話含む)のテレアポは柔軟性やコスト面で課題があります。一方、スマホによるテレアポではそれらの課題をほとんど解消可能です。メリットをご紹介します。
設置の手間がかからず、すぐに始められる
スマホでテレアポをする場合は、オペレーターごとに専用のスマホを支給すればすぐに架電業務を始められます。スマホ自体の初期設定以外は、オフィス内で何かを設置する手間はかかりません。
レイアウト変更や異動の際の手間がない
オフィスのレイアウト変更やオペレーターの異動においても、スマホを持って新しい場所にいけば良いので、ケーブル類を引き直すような煩わしさはありません。
電話回線なので通話品質が安定している
電話回線で通話するスマホは、Wi-Fi接続のIP電話より通話が安定しています。通話中の遅れは発生しませんし、聞き取りづらい等の障害も起こりにくいです。
オフィス内のどこでもテレアポができる
スマホであればオフィス内のどこからでも架電できます。固定電話を設置したデスクを揃えておかなくても良いので省スペースとなり、フリーアドレスでのテレアポ業務が可能です。
折り返しがオペレーターごとに直接来るため取次の手間がない
スマホから架電すると携帯電話番号での着信となるため、折り返しもスマホ宛になります。オペレーターが直接折り返しを受けるため、取次の手間が一切なくなります。
スマホのかけ放題プランを使えるため大量架電しても料金が安心
スマホのかけ放題プランを契約することで、毎月定額で安価な通話料金となります。コストも予測しやすくなります。
スマホでテレアポするデメリット
スマホでテレアポするデメリットは少ないですが、一応存在します。どのようなデメリットがあるのでしょうか。
個別にかけるがゆえに管理が難しい
スマホだとオペレーターの管理が難しくなります。架電リストの使用方法や入力ルールなどをしっかり決めて運用する必要があります。
電話番号を手入力する手間がかかる
システムが導入されてない限り、スマホで電話番号を手入力する手間がかかり、また押し間違えも発生してしまいます。
スマホでのテレアポにおた助を検討しては
スマホによるテレアポをご検討であれば、スマホとも連動している「おた助」をぜひご検討ください。人材派遣やWeb制作といった法人向けテレアポ、太陽光発電や不動産売買といった個人向け商材まで幅広いテレアポ業務にご利用いただいております。